Q1. 夜ご飯抜いたら痩せる?
結論から言うと──痩せます!
でも、おすすめはしません。
私もダイエット初期に、夜ご飯を抜いていた時期がありました。
すると体重はスッと落ちて、「これ最高やん!」って思ったんですが…
その反動で、翌朝の朝ごはんをめちゃくちゃ食べてしまっていたんです。
さらに、空腹状態で寝ようとするとストレスで寝つきが悪くなって、
夢の中でラーメン食べてたこともあります(笑)
でも、睡眠って痩せるためにめっちゃ重要な要素なんですよね。
だから、空腹ストレスで睡眠の質が落ちるのは、本末転倒やなと。
そこで私は、「夜ご飯を抜く」ではなく、
“軽く・早く食べる”ことに切り替えました。
- 脂っこいものは避ける
- 炭水化物は少なめに
- タンパク質中心に腹八分
- 遅くても21時までに食べる
- 食事全体の2〜3割くらいを夕飯にする意識
こうすることで空腹ストレスもなくなって、
今ではぐっすり安らかに眠れてます。
パーソナルトレーナーとして伝えたいのは、
“抜く”よりも、“調整する”方が圧倒的に継続しやすいということ。
ダイエットは一時的なイベントじゃなくて、
「健康になるための習慣づくり」やと思ってます。
だから、私は今もずっと「軽めの晩ご飯」を続けてます。
Q2. 停滞期が来た…何すればいい?
停滞期が来たら──まずは、これまでの自分を褒めてください。
そして冷静に、食事や生活を見直すことです。
ダイエットをしていると、必ずぶつかる壁。それが停滞期です。
私も、体重がスルスル落ちてたのに、ある日パタッと止まって、
「なんでやねん!」って焦ったことが何度もありました。
でもそこでまず言いたいのはこれ。
「停滞期が来るまで、続けてこれたあなた、すごい!」
私自身、「頑張ってるのに落ちへん…」ってしんどい気持ちになった時こそ、
心の中で「ここまでよくやったぞ、自分」って称賛してました。
とはいえ、ただ褒めて終わっても変化は出ません。
ここからが本番です。
- 食事量が少なすぎて基礎代謝が下がっている
- 毎日同じ内容の食事で身体が“慣れて”しまっている
- 実は“ちょっとずつ食べすぎてる”日が続いている
- 食物繊維不足や水分不足で便秘になっている
- 睡眠不足でホルモンが乱れて、痩せにくくなっている
私の場合は、「感覚で食べてたら、思った以上に食べてた」ってことが多かったです。
あと、野菜が嫌いすぎて、食物繊維が足りずに便秘になったこともあります(笑)
だから今は、ご飯を盛る前にあらかじめ量を測る/記録するようにしてます。
それだけで、食事のブレが減って、また体重が動き出しました。
さらに、体重に変化がなくても、“見た目の変化”を確認するのも大事!
お腹が少し凹んでる、肌の調子がいい、ズボンがゆるい──
数値じゃない変化に気づけると、続けるモチベにもなります。
停滞期って、“挫折のきっかけ”にもなれば、
”本当の継続力を手に入れるきっかけ”にもなるタイミングです。
焦らず、自分の体と向き合う。それができた人は、ちゃんとその先に進めます。
停滞が起こる原因と対策方法をよりくわしている書かれてるページは
こちら!参考にしてみてください。
Q3. 食べすぎた日、次の日どうするべき?
結論から言うと──いつも通りの食事に戻せば、それでOKです。
焦って極端な調整とかは、逆効果になりやすいです。
私も昔、食べすぎた翌日にはよく2パターンの行動をしてました。
① めちゃくちゃ食事量を減らすパターン
→ 「昨日食べすぎた!やばい!」と焦って体重計に乗ると、+3kg。
「うわ、これは本気でやばい」と思って、
その日は水とサラダだけみたいな極端食に走ってました。
② もうどうでもいいわパターン
→ 「3kg増えた?はいもう無理。やめやめ。」
→ そのままズルズル食べ過ぎる日が続いて終了。
どっちも経験して言えるのは──
どっちもダイエット的にNGだったってことです。
まず大前提として、「3kg太った!」は本当の脂肪じゃないです。
食べたものがまだ体内で消化されてないだけだったり、
塩分や糖分の影響で水分が溜まって“むくんでる”状態だったり。
つまり「一時的な増加」でしかないんです。
だから私が今やってるのは、
→ 翌日も“いつも通り”の食事に戻すだけ。
それで自然と、2〜3日で体重は戻ってきます。
食べすぎても、焦らない。極端に減らさない。諦めない。
“戻すだけ”でいい。
ダイエットって、調整力の勝負でもあると思ってます。
だから私は今も、「やっちまったな〜」って日があっても、
次の日は普通にプロテイン飲んで、普通にご飯食べてます。
その方が、身体にも心にも優しくて、結果も出やすい。
Q4. モチベーションが続かない…
モチベーションが続かないときは──
「具体的な目標を決めること」が一番効きます。
数字と期間がセットになった“見えるゴール”があるだけで、続ける力が変わってきます。
私もダイエットを始めては辞めて…を何度も繰り返してきました。
その原因のほとんどが、“なんとなく始めてた”こと。
いわゆる“見切り発車”です。
「とりあえず食べる量減らそ」
「とりあえず運動してみるか」
みたいにフワッと始めると、結果が出る前に飽きて、気づけば元通り。
私が変われたきっかけは、“目標をちゃんと立てたこと”でした。
しかもただ「痩せたい」じゃなくて、
- 体重○kgまで落とす
- ○月○日までに達成
- そのために週に○回運動/○kcalまでに抑える
みたいに「数値」+「期間」+「行動」のセットにする。
例えば、こんな感じで言われたらどう思います?
「とりあえずずーっと全力で走り続けて」
たぶん、9割の人は「いや、ムリやろ」ってなりますよね(笑)
でも、
「3ヶ月だけ頑張ってみて」
「1ヶ月で2kg落とすペースでOK」
って言われたら、ちょっと頑張れそうな気、しませんか?
人って、“見通しが立たないこと”には踏み出しづらいし、続けにくい。
だからこそ、小さなゴールを明確にするだけで、モチベーションって自然と続くんです。
モチベーションって、自動では湧いてこないです。
「気合」よりも、「見えるゴール」と「できそうなペース」があることが大事。
パーソナルトレーナーとしても、「目標のないダイエットは迷子になりやすい」と感じます。
だから私は今も、自分のトレーニングや減量に「期限と目標」を必ずセットにしてます。
それがあるから、最後まで走りきれるんです。
Q5. 運動ってやっぱ必須?
運動は“絶対に必要”ってわけじゃありません。
でも、やっておくと得られるメリットが圧倒的に多いです。
特に、「リバウンド防止」「食事に縛られない体」って意味では、運動は強力な武器になります。
私もダイエット初期は、「体重さえ落ちればええやろ」って思ってました。
実際、食事を管理するだけでも体重は落ちたし、数字的には順調。
でもある日、筋肉質な友人と外食してたときに、ふと思ったんです。
「なんで俺がこれ食べたら太るのに、こいつは太らへんねん…?」
その答えが、“筋肉量”の違いでした。
筋肉が多い人は、何もしなくてもカロリーを多く消費する。
つまり、基礎代謝が高い=太りにくい体になってるということ。
その時思ったんです。
「もし今のまま脂肪と一緒に筋肉まで落ちてたら、
一生“食べ過ぎ注意”の体になるやん…それは嫌やな」って
そこで私は、体重を落とすためじゃなく、“食事に縛られない体”を作るために運動を始めました。
最初はほんの軽い筋トレから。でもそれを少しずつ積み重ねるうちに、
- 同じものを食べても太りにくくなった
- 体が引き締まって“見た目”も大きく変わった
- リバウンドの不安が減った
ただ体重を減らすだけじゃ得られなかった変化が、どんどん出てきました。
「運動=痩せるための手段」って考えが、
「運動=太りにくい体・自由な食事・健康のための投資」に変わりました。
それに運動はストレスの発散にもなり気持ちが晴れやかになります。
運動は、絶対じゃないけど──
“自由な自分でいるために、これほどコスパのいい習慣はない”と、私は思ってます。
Q6. 筋トレと有酸素、どっちがいい?
どっちもやった方が効果は出ます。
でも、いちばん大事なのは──「続けられるかどうか」です。
自分が「これなら続けられそう」と思う方から始めればOKです。
私も昔、気合を入れてジムに入会したことがあります。
「よし、これで痩せるぞ!」と思ってたのに──
実際は、ほとんど行かずに半年分の会費をドブに捨てました。
当時の私が続かなかった理由は、
「運動が嫌いな上に、ジムが家から遠かった」から。
ただでさえ億劫なのに、わざわざしんどい思いしに行くなんて、
そら続くわけがないんですよね(笑)
ダイエットを本気でやろうと決めた時、私はまず「散歩」から始めました。
走らなくていい、筋トレしなくていい、ただただ歩くだけの“ながら散歩”。
YouTubeで音楽や動画を聴きながら、30分〜1時間ぐるっと回る。
それが習慣になるころ、
おすすめ動画に「痩せたいならスクワット!」って出てきて、
「ちょっとやってみるか」と自宅で自重トレをスタート。
やってみたら意外と楽しくなってきて、
そこから少しずつ「ジム行ってみてもええかも」に変わっていきました。
つまり私は、“散歩→自重トレ→ジム”って感じで、
自然と運動のステージが上がっていったんです。
筋トレも有酸素も、どっちもダイエットに効果的です。
でも、「どっちが効くか?」よりも大事なのは──
「それ、あなたが続けられそうですか?」
いきなり正解を狙わなくてもいい。
散歩でもラジオ体操でも、まずは“続けられること”を一つ見つけること。
それが、運動を“習慣”に変える第一歩やと思ってます。
私はやりだしたらのめり込むタイプなので、
気がつけばパーソナルトレーナーになってました(笑)
Q7. ダイエット中、お菓子とか食べていいの?
食べても大丈夫です。
むしろ、我慢しすぎてストレス爆発するくらいなら、食べた方がいいです。
ただし──「頻度と食べ方」は要注意。
そこだけ整えれば、ダイエット中でもお菓子は味方になります。
私もホットスナックや惣菜パンが大好きで、
ダイエット中も完全にゼロにはしてませんでした。
でも昔は「ちょっとくらいええやろ」で、
週3ペースで食べてたこともあります。
当然、体重も落ちんし、見た目も変わらない。
「これ、痩せてるんか…?」って疑問が頭をよぎるように。
そこで私は、お菓子やジャンク系を“ご褒美”として食べるスタイルに変えました。
• 1週間ごとに「今週は−1kg達成できたら、惣菜パンOK!」
• 目標クリアのごほうびとして、自分に“許可”を出す
このルールがあるだけで、
「あと3日頑張ったら食べられるぞ」っていう、モチベにもなったんです。
しかも、我慢しまくって食べるよりも、
頑張った先で食べる一口の方がめちゃくちゃ美味しく感じる。
そうなると、「この味のためにまた頑張ろう!」って思えるようになって、
結果的に継続力も上がりました。
好きなものを、好きな時に、好きなだけ食べる。
それは太るし、ありがたみも薄れる。
でも、「頑張った自分へのご褒美」としてなら、
お菓子は“味方”にも“ごほうび”にもなると気づきました。
だから私は今も、
惣菜パンやホットスナックを完全に禁止にはしてません。
ただし、目的とタイミングをちゃんと決めて食べる。
その1回が、次の1週間を頑張るパワーになるから。
Q8. 周囲から「また痩せるって言ってるw」って言われるのが怖い…
気にせんでええです。
むしろ──「ほっといたらええ」です。
怖いっていうより、正直「めんどくさい」って感じですよね(笑)
私も「痩せる痩せる詐欺」、何度もやってきました。
「明日から本気出す」って口では言うけど、
数日後には普通にお菓子食べてる──そんな繰り返し。
で、やっぱり言われるんですよ。
「あいつまたダイエット始めたってよw」
「どうせまた続かんやろ」
最初は悔しかったし、恥ずかしい気持ちもありました。
でもある時から、こう思うようになりました。
「もう何回でも言ったらええわ」って。
私は、「またダイエット始めたん?」って言われても、
言い続けることをやめませんでした。
- 続かなかった日があっても、また言う
- 結果が出なくても、また言う
- 自分でも「口だけやな」って思ってても、また言う(笑)
でも、言い続けてると不思議なもんで、だんだん本気になってくるんです。
最初は口だけでも、
「そろそろほんまにやらなあかんな」って気持ちが芽生えて、
そこに少しずつ行動がついてきた。
何回もダイエットに取り組むうちに、ふとこう思うようになったんです。
「なんで前は失敗したんやろ?」
この視点が持てるようになると、失敗するたびに学びが増えて、
失敗の数が多いほど、成功に近づいていきます。
「また痩せるって言ってるw」って笑われても、
それは“チャレンジした証拠”やと思うようになったんです。
ダイエットって、意外とゲームみたいなもんで、
「どうやったらうまくいくかな?」って工夫していくと、
ちょっとずつ自分の攻略法が見つかってくる。
そして気づいたら、あなたはもう“結果で黙らせる側”に立ってる。
「また痩せるって言ってるw」って言ってた人たちが、
「……え?ほんまに痩せてるやん」ってなる日、必ず来ます。
Q9. 食事の何を変えたらいいかわからない…
まずは、1週間だけ食事の記録を取ってみてください。
それが、自分の食生活を変えるための第一歩です。
私も昔、「痩せたいけど、何を変えたらええんやろ…」って迷ってた時期がありました。
とりあえず「ご飯減らそ」「お菓子やめよ」ってしてたけど、
正直、何がダメで太ってるのか、自分でも分かってなかったんですよね。
実際に食事を記録してみたら──
自分が思ってるより、めっちゃ食べてたんです(笑)
・間食が1日3回ある
・飲み物でカロリー摂ってる
・「ヘルシー」やと思ってたコンビニご飯が意外と高カロリー
記録せずに「なんとなく」でやってた時は、
そら結果も出ませんでした。
まずはアプリでも紙でもいいので、
1日に食べたものを記録してみてください。
たったそれだけで、自分の食生活に「気づき」がめちゃくちゃ出てきます。
- 食べすぎてる
- 偏ってる
- 無意識に糖質・脂質多めになってる
- 水分全然足りてない
しかも、これってダイエットの最初だけじゃなく、
記録の習慣がつけば、ずっと使える“自分だけのダイエット地図”になるんです。
私はいまだに体重が増えたり減ったりの原因がわかるように記録しています。
食事って、ただ減らせばいいわけじゃない。
「何が原因で太ってるのか」を自分で把握することが、ダイエットの土台になる。
だからこそ私は、まず「変える」より「知る」ことをおすすめしてます。
変えるべきポイントは、記録の中にちゃんと隠れてる。
それに気づけたら、あとは1つずつ整えていくだけです。
「じゃあ実際にどんな食事から始めればいいんやろ?」って思った方には、
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Q10. 自分に自信が持てません…
大丈夫です。
続けていけば、必ず自信は“あとから”ついてきます。
ダイエットを始めたばかりの頃、
私も毎日「ほんまに痩せていくんかなぁ……」って不安でした。
鏡を見るたびに思ってました。
「何も変わってへんやん」「この体型が本当に変わる日なんて来るんか?」って。
思い返せば、私は子どもの頃からずっと食べるのが好きで、
気づけば140kg。
つまり──人生の9割以上、食べすぎて生きてきたんです。
そんな自分が、数週間やそこらで結果出るわけないんですよね。
年単位で育てた脂肪を、
たかが数日、数ヶ月で落とそうなんて──都合が良すぎた。
私はまず、「すぐに変わらないことを前提にして」始めました。
- 1ヶ月で大きく変わらなくても焦らない
- 昨日より少しでも“まし”ならOK
- 「できた日」を積み重ねることに集中する
そうすると、少しずつ──
体が変わってきて、体重が落ちて、服のサイズが変わって、
そしてある日、「自分でも驚くような変化」が現れました。
そのときにはもう、“不安”より“手応え”の方が大きくなってました。
自信って、
「結果が出たらつくもの」じゃない。
「行動を続けた先に、気づけばついてるもの」やと思います。
だから、自信がないうちはそれでいい。
でも、そのまま歩き続けてください。
あなたが歩いた分だけ、身体も変わって、気持ちも強くなって、
その積み重ねが、やがて“自分を信じられる力”になります。
私は、人生のほとんどを「変われない側」にいました。
でも今は、「変われる側」に立ってます。
だから大丈夫。あなただって、絶対に変われます。
まとめ
ここまで読んでくれたあなたは、
「なんとかしたい」って本気で思ってる人やと思います。
その気持ちがあれば、変われるチャンスはもう始まってる。
焦らんでええ。何回サボってもええ。
でも、やめへんかったら絶対に変われる。
私はそう信じて、今も毎日、自分の身体と向き合ってます。
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